本日ご紹介するのはこのコミックス。
前作が「flat」と聞けば、
あっと思い当たる方も多いでしょう。
心の機敏や、子供の表情を描く作風が逸品!と
ファンも多い青桐 ナツ先生の最新作
「あめつちだれかれそこかしこ(2)」青桐ナツ/マッグガーデン
2巻が発売中です!
今作も期待を裏切らず、
人が抱える、普段押し込めてしまいがちな
大事な何か…心のうちに触れる
あたたかな作風で するすると読み進められます。
登場人物は非常に個性的なんですけど
っていうか存在自体個性的なんですけど
絵の世界にぴーったりなのです。
あらすじ:
ヒゲと こどもと 高校生が。
両親を亡くし、身寄りは他にないと思っていた青司(せいじ)にもたらされた祖父の遺産相続話。
よくわからないうちに相続した、平屋の古民家。
しかも住んでみると自分以外の住人が…!?
天涯孤独だと思って過ごしてきた主人公・青司の持っている思いは
時折重く、事実として彼自身を潰しそうにのしかかってきますが
同居人の存在が、少しずつキモチに変化をつけていきます
誰かと過ごすのは気が休まらず、わずらわしいと思っていたはずなのに、
いつのまにかする~っと心に入り込んでいるのです
ゆっくりとした時間を過ごしたような気分の読了感。
謎の同居人は、
見た目は完全におっさんと幼児なので
愛らしさ倍増。
「あめつちだれかれそこかしこ(2)」青桐ナツ/マッグガーデン
ぜひ読んでみてくださいね